当校の「学校評価」は当校が行う教育活動、学校運営の状況について評価し、実効性のある改善案を示したりすることにより、組織的・継続的改善を図ることを目的としています。
そのため当校では自己評価及び学校関係者評価による充実を図り、外部からの率直な意見等を改善に反映させるとともに、教育活動、学校運営の透明性と信頼性を維持、向上を図り教育の質向上に邁進します。
当校では以下の内容を参考資料としております。
自己評価 | 学校関係者評価 |
・学生による授業評価・臨地実習評価 ・臨床指導者による臨地実習指導評価 ・講師会議・カリキュラム評価分科会等における非常勤講師との意見交換 ・年次カリキュラム評価 ・学校運営評価(学生アンケート・当校作成の評価表) ※2年毎 |
・保護者アンケートによる評価 ・卒業生就職先アンケートによる評価 ・地域活動関係者等からの意見 ・学校関係者評価について |
今回は、令和元年度学校運営評価、全科目の授業評価・実習評価の実施結果を報告します。
評価のカテゴリーは9領域(全項目45項目)です。カテゴリー別平均を平成29年度と比較すると7項目で改善が見られています。全項目平均も4.2で「適切に実施されている」と評価しています。
小項目45項目のうち、3点台にとどまっている部分の改善が課題となります。
Ⅱ教育課程・教育活動 |
授業内容や指導方法が学生レベルに合うよう工夫・改善しているか。 |
3.8 |
未修得科目の原因分析を教員側と学生側とで実施し対応策を講じているか |
3.3 |
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Ⅲ入学・卒業対策 |
中途退学者を少なくする工夫・努力をしているか |
3.5 |
Ⅶ教職員の育成 |
教員が計画的に研究調査を行っているか |
2.9 |
学会等に参加して成果を還元する仕組みがあるか |
3.7 |
当校は、卒業認定者の国家試験合格率は2年連続97%。全国平均を大きく上回っているので当校のカリキュラム内容とその教育活動は一定の評価はできると捉えています。しかしながら、学習が不得手で自らの主体的行動が実践できない学生が単位を落としてしまう。またその結果中途退学に至ってしまう現状に対して苦慮しているのも事実です。その為教員の自己研鑽に制約が出ていたと思われます。上記の結果はその取り組みのさらなる対応策の必要を示唆しています。
1.授業評価の取り組みについて
自己点検自己評価の努力義務化を受け、平成21年度より学内教員及び部外講師の先生方に授業評価アンケートのご協力を頂き、授業評価を実施しております。その結果を今後の教育活動に反映していきたいと考えております。
2.方法について
講師が担当した範囲について、終講時にアンケート用紙(別紙参照)を配布し、学生に無記名で回答、集計結果(データー集計一覧・自由記述欄記載のコピー)を担当講師にお渡ししております。
項目別平均点の分布 (82KB)
実習評価アンケート(学生)結果 (133KB)
講義実施においては講師会議総会・分科会を実施し、部外講師とともに教育内容の精選と教育方法の充実を図っております。
学生の評価が平均的に低い設問1から4は、学生自身の学習姿勢についての問いです。
学生の主体的な行動がとれるよう示唆できる関わりが課題です。
学校評価員会について (38KB)
学校関係者評価 (894KB)
保護者アンケートによる評価 (444KB)
卒業生就職先アンケートによる評価 (240KB)