学校概要

教育方針・環境・理念・目的

教育方針

生命の尊厳と個人の尊重を学習の基盤とし、人間に対する深い理解と対象を固有の生活者として捉え、看護の機能と役割を認識し専門知識に基づいて、対象にとって最適な健康状態を目指し支援できる看護の実践能力を育成します。

看護に対する魅力を感じ、一人ひとりの『生きる力』を高め、生涯にわたって自己啓発に努め、看護の向上を目指す専門職業人としての能力を培います。

地域における愛着と看護の対象も、自身も、コミュニティの中に存在し、生活しているという実感に支えられることで地域医療に貢献することの使命を育みます。

教育環境・特徴

県の中央部に位置し、市内には武蔵野の面影を残す雑木林が点在し、公園、並木道などの緑も豊か。市西北の入西地区では都市基盤整備公団による住宅建設と、国際交流・研究開発拠点を備えた複合型ニュータウン整備が進む。中央部の市街地を田園地帯が遠巻きに取り囲み、都市と自然が調和した環境である。また東武東上線、関越自動車道が走り、東京都心に 45 キロメートル圏という利便性もある。

 坂戸鶴ヶ島医師会立看護専門学校の特徴は、医師会立として地域実習施設と有益な連携を取りながら、また在学中に多様な施設や地域活動での実践経験を通してコミュニティの中で生きているという認識の下、自分の力を高め、地域社会や身近な人に必要とされる存在として活躍できる人材育成に努めている点や、より一層修学に励むことができるための修学資金の充実によって学生の学習環境の充実に力がそそがれている点にある。

また当校は定員40名のため、少人数制できめ細かい指導を実践することで、専門職者としての倫理行動に規する「生きる力」と「看護実践能力」の育成に教職員のみならず、医師会立として地域実習施設等と有益な連携を取りながら高いレベルの教育の実践をしている。結果、当校の国家試験の合格率推移は常に全国平均を上回り、坂戸鶴ヶ島医師会内の病院、診療所、介護老人福祉施設はもとより埼玉県内への就職をもって県内看護師の安定した人材供給に貢献している。

教育理念

本校は、生命の尊厳・個人の尊重を学習の基盤とし、社会のニーズに応える専門職業人としての資質の向上と、地域医療に貢献できる看護実践者の教育を目指す。

教育目的

人間の理解と尊重に立脚した人間性の涵養、看護に必要な知識・技術・態度の育成をはかるとともに、看護の向上をめざす探究心を啓発する。

学則

客観的な指標の算出方法